同じ会社に勤め上げるという考え方ではうまくいかない転職

WS000010 一般的に、転職は若い間に経験した方が良いといわれています。しかし、その理由に関しては、決まった答えがないのか、誰も教えてくれません。確かに、「若い頃の苦労は買ってでもしろ」といいますが、ブラック企業から抜け出すための転職などは、表面的には「苦労からの逃げ」とも取れるわけです。そもそも、同じ企業に定年まで勤めあげるという考え方を取っ払わないといけないのではないでしょうか?

 転職するにしても、結局、宿を変えるだけで同じ、会社人として生きることに変わりないとすれば、同じ場所に定着する長さを少しでも長い方がいいと考えているからです。しかし、驚く事実もあります。厚労省の調べでは、40代を越えてから、退職理由の1位は「会社都合によるもの」となるとのこと。20代や30代は自分のキャリアや収入を考えた上での退職が1位なのに対して、40代の退職理由は、自己都合ではない。

 つまり、かなりの確立で突然与えられるものだということだ。いくら信じて、定年まで勤め上げると思っていたところで、社会や経済自体が先行き見えず、いつ、会社都合での退職を迫られるかもわからない。だからこそ、自分が会社を離れても発揮できるスキルや肩書きを手に入れることのできる企業で働くべきだし、そのためには、若い頃から時間を無駄にせず、人生というキャリアをどう仕上げていくかに基づいた転職をするべきなのだ。そういう意味では、転職の時期に早いも遅いもないのかもしれない。